双子魔女シリーズの本
女性だけが魔力を宿せる異世界を舞台に、双子の少女たちの絆と成長を描いた長編シリーズものです。2話4冊刊行中。上中下巻に分かれることもありますが、基本は一話完結型です。
- ジャンル
- 児童文学 / 少女ファンタジー小説 / 長編
- 時系列
- 双子の夜と魔女の生贄 → 双子の夜明けと魔女の呼び声
主人公たち
- アイ
- 人間も、悪魔みたいなことをするのね。
- 〈ネクタルの一族〉に生まれた双子の姉。
- 物語開始当初は13歳。
- 明るくて快活。口先が器用で、交渉ごとが得意。歌うのが好き。料理や裁縫は苦手。
- 少量の魔力を有している。師のマイアの見立てでは、声音術に向いているらしい。しかし、本人は魔術に興味が無い。
- ユイ
- 私をみんなの前から消してほしいんです。
- 〈ネクタルの一族〉に生まれた双子の妹。
- 物語開始当初は13歳。
- 大人しくて引っ込み思案。手先が器用で、料理や裁縫が得意。コツコツ作業するのが好き。人と喋るのは苦手。
- 姉と同様に魔力を有し、師のマイアから妖精術を教わって“眠り粉”などを作っている。魔力に対する感覚は人一倍鋭い。
- ハヤ
- 残酷だな。夜明けは、いつも。
- 〈ネクタルの一族〉に囚われた旅人の青年。
- 山向こうの帝国人種とおぼしき白い肌と金髪碧眼の持ち主で、人目を引く美形。
- 柔和な笑顔と豊富な知識で、双子の心を掴む。
- しかし、男性ながら魔力を有しているかのような振る舞いをするので、悪魔ではないかという疑いが出てくる。
- 双子は彼から魔力を感じとることができず、疑いの中で揺れ動く。
双子の夜と魔女の生贄 [ふたごのよるとまじょのいけにえ]
あらすじ
魔女の加護を受ける〈ネクタルの一族〉で生まれ育った双子は、〈大人〉になる前にどちらかが魔女の生贄に捧げられるさだめ。双子の妹・ユイは姉のために生贄になる覚悟を決めていた。しかし、流星群の夜に出会ったふしぎな旅人・ハヤに、ユイの心は揺さぶられ……。
生贄として一族に囚われたハヤの真意とは? 双子は彼を助けることができるのか?
13歳の少女たちが紡ぐ、ひと夏の成長物語。
試し読み
序章~第二章途中まで(p6~p52)を公開中。
- txt版 … テキストビューアーをお持ちのかた向け
概要
- 書いた人
- 文:天月翔子 / 絵:はっと
- 本の形態
- 文庫 / オンデマンド / 340p / 挿絵入り
- 価 格
- 1100円
- 発 行 日
- 2011年8月21日 初版
- 2012年6月10日 改訂版
- 2014年11月23日 改訂版第二版
- 備 考
- さらに分厚い改訂版が出ました。一部シーンを補強し、物語の原型となった短編『呪いの綱』を収載。初版をお買い上げのかたには差額100円のみで販売しております。詳しくは初版をお買い上げのかたへをご覧ください。
- 2014/11/23 再版しました
- 続 刊
- 『双子の夜明けと魔女の呼び声(上)』
正誤表
2013年12月現在で判明しているものです。
- 改訂版 p3 目次
- (誤) 第五章 4 鎮魂の歌声 ―― 250
- (正) 第五章 4 鎮魂の歌声 ―― 260
- 改訂版 p286 11行目 ふりがな
- (誤) 神の御使(おつか)いとされる天使のことは~
- (正) 神の御使(みつか)いとされる天使のことは~
- 改訂版 p312 3行目
- (誤) ~天月翔子が夢でした。
- (正) ~天月翔子が見た夢でした。
◆上記以外の誤字を発見したかたは……
ぜひメールフォームよりお知らせください。天月翔子の本がどれでも100円引きになるクーポンデータをさしあげます。データ送付のため、必ず返信用のメールアドレスをご記入ください。
なお、初版の誤字報告の受付は終了しています。
『双子の夜と魔女の生贄』初版をお買い上げのかたへ
お買い上げありがとうございます! 改訂版は初版よりも100円高くなったぶん、シーンや文章に改訂が加わり、おまけストーリー『呪いの綱』も収載しています。
初版をお持ちで改訂版が気になるというかたには、改訂版を差額100円のみで販売しております。
初版は破棄するなり売るなり比べて楽しむなり、お好きにどうぞ。
◆通販をご希望の場合
- 本体価格100円のほかに、送料・振込手数料がかかることをご了承ください。
- 通販申込フォームの備考欄に、初版購入済みの旨をご記入ください。
- 備考欄に「踊り子とよく一緒にいる、ちょっとだけ意地悪な美少女の名前」をお書き添えください。
- その後は通信販売の流れをご参照ください。
◆イベント会場でお求めの場合
- サークル【かぶ☆けん】の売り子に、初版本あるいはそのカバーをお見せください。
- でも、本を持ってくるのは重いし面倒なので、手ぶらでもかまいません。その場合は、お話の内容に関する簡単な質問にお答えください。
- 参加イベントについてはオフ活動情報をご覧ください。
双子の夜明けと魔女の呼び声 [ふたごのよあけとまじょのよびごえ]
あらすじ
一族を離れ、ベルナルドの料理店に引き取られた双子のアイとユイ。料理店の従業員として働くかたわら、魔術の厳しい修行もはじまった。ぐんぐん魔術の素質をあらわしていく妹のユイに、アイは焦りをつのらせる。そんな折、双子の“命の恩人”が行方不明になってしまった。彼を見つけ出すためにユイはますます修行に打ち込むが、アイのとった行動は……。
ちょっとだけ大人になった少女たちが紡ぐ、絆と成長とほのかな恋の物語。そして、世界崩壊の危機の物語。
試し読み
序章の途中まで(p6~p10)を公開中。『双子の夜と魔女の生贄』よりも柔らかめの文体になっています。
概要
- 書いた人
- 文:天月翔子 / 絵:はっと
- 本の形態
- 文庫 / オンデマンド / 上巻:256p・中巻:242p 下巻:300p
- 価 格
- 各巻:800円
- 発 行 日
- 上巻:2013年10月20日
- 中巻:2014年8月31日
- 下巻:2018年11月25日
- 備 考
- 時系列は『双子の夜と魔女の生贄』の続きとなっていますが、前作を知らなくても読める完結型になっています。たぶん。
正誤表
2018年12月現在で判明しているものです。
- 上巻 p18 9行目 ふりがな
- (誤) こつこつと岩芋(パタータ)の皮でも~
- (正) こつこつと岩芋(パパータ)の皮でも~
- 上巻 p57 4行目
- (誤) ~ちゃんと締めるところまで~
- (正) ~ちゃんと閉めるところまで~
- 上巻 p96 6~7行目
- (誤) ~耳にでに入ってみろ、~
- (正) ~耳にでも入ってみろ、~
- 上巻 p100 4行目
- (誤) いまハヤの皿に乗っている~
- (正) いまハヤの皿に載っている~
- 上巻 p143 11行目 ふりがな
- (誤) ~脅しが利(キ)いたらしい。
- (正) ~脅しが利(き)いたらしい。
- 上巻 p185 4行目
- (誤) ~知っていたが、、ベルナルドは~
- (正) ~知っていたが、ベルナルドは~
- 上巻 p208 9行目
- (誤) ~ユイの表情がうっとおしい。
- (正) ~ユイの表情がうっとうしい。
◆上記以外の誤字を発見したかたは……
ぜひメールフォームよりお知らせください。天月翔子の本がどれでも100円引きになるクーポンデータをさしあげます。データ送付のため、必ず返信用のメールアドレスをご記入ください。