楽書き
色を塗っていない鉛筆画や簡単に色を付けただけのものです。
イラストにマウスを乗せると原寸表示します。
いろいろ
- カボチャの悪魔と囚われの双子
- 古来亜朴嬢の漫画『カボチャの悪魔と囚われの双子』のイメージイラストです。わたくし天月翔子が原案を担当させていただきました。幼いころにカボチャ頭の悪魔にさらわれて以来、ずっとこき使われている双子の少年の物語です。悪魔が二人を捕らえた真意とは……?
囚われの身のわりには楽しそうな双子たちですが、脱出の計画でも立てているのでしょうか。 - (2011年)
- うさぎ少年
- 卯年だったので描いてみました。趣味を詰め込みました。
- 兎の足の形を調べようと思ってそのまま放置されている不憫な絵です。
- (2011年)
- 光陰
- 光陰は矢の如く過ぎ行き、その平和は二度と復らない。
- 中途半端に塗ってある絵です。アルパカキッズたちは手持ちの写真をトレース。
- 『月光と月と三日月の剣』の人たちにいずれ合流する予定の弓使い青年です。
- ちなみに15時38分の景色。
- (2009年)
- 初めての初音ミク
- 念願のペンタブを手に入れ、さあ慣れる練習になにか描いてみようと思ったとき、手は自然とミクさんを描いていました。つり目で凛々しいミクさんも好きだけど、こういう表情も好きです。
- (2008年)
- Girls be
- 女の子の節句に。女の子は女の子ってだけでもう可愛いです。そして可愛いは正義。
- (2008年)
- 豊穣の舞
- 夏よ満ちゆけ、我が君の為に。
- 夢で見た巫女・阿那さんの舞。水まきと種まきを模した、豊穣を願う舞です(右手と左手逆にしちゃいましたが)。夏の王に捧げます。
- 乳袋なるものの描きかたに興味を持っていた時期ですね。
- (2007年)
エメラルドシリーズ
『エメラルド・グリーンは夢を見ない』(仮題)の主人公のイメージイラスト。
- エメラルド・グリーンは夢を見ない
- 「みんなは夜ごとに夢を見ると言うけれど、僕は生まれてからまだ一度も、夢を見たことがないんです」
- そういう人です。
- 服の傾向と髪型が決まっている人は描きやすくていいですね。
- (2007年)
- その眠りは夢を知らない
- エメラルド・グリーンの少年時代、睡眠中。
おやすみなさい。でも夢は見ない。夢を知らない子供。 - (2007年)
- 夢みることを夢みて
- 青年時代。やっぱり睡眠中。
夢を見ることが彼の生涯の夢。 - (2007年)
- 夢なき目覚め
- 彼の目覚めは常に、生あることへの感謝からはじまる。
- 26歳ぐらいかな、微睡みから目覚めたところです。一応横たわっているのです。
- 短剣は護身用です。素で左右間違えました。しかも、運動音痴のヤサっこなのに逞しくしすぎました。……もしかしたら偽物かも。
- (2007年)
- 冬には冬の眠り
- 昔の楽書きを発掘して手直し。冬装備。この人はなぜか眠っている姿ばかり描いてしまいます。せめて絵の中では安眠してほしいからでしょうか。
- また手の左右を間違えていたので、この人はもう左利きってことにしていいかもしれない。
- (2013年)
- その夢は埋葬されている
- 昔の楽書きを発掘して手直し。運動音痴で武器を扱うのが苦手なくせに、なぜ短剣を二本も所持しているのか……過去の自分の意図がナゾです。
- (2013年)
- エメラルド・グリーン(16)
- ふつうに目を開けているところ。ふつうに気のいい若者です。
- ところでこの人は短足だと思う。
- (2007年)
鳳癸国シリーズ
夢で見たのでせっかくだから小説にしたい『鳳癸国万象記』(仮題)の登場人物たち。
- 鳳癸王
- 裾のほつれた着流しからにょっきり突き出た足に歯のすり減った大下駄を引っ掛け、肩に武骨な大傘を担いでいる長身の男は、とてもとても一国の王様には見えなかった。
- 主人公のひとり。26のおっさ……お兄さん。日々頑張って自分の国を護っています。
- ある日「ヅラヅラ~♪」と歌いながらこの人の髪を描いていたら、隣で治名塙さんがぶっと噴き出しました。なにかと思ったら、『銀○』という漫画の桂小○郎(あだ名がヅラ)という登場人物にそっくりだとか。ググってみたらほんとにそっくりで大爆笑するとともに「キャラデザなんとかしなきゃ……」と強く思いました。
- なんとかしなきゃ。
- (2007年)
- 徳水少年
- 「お菓子も持ってるなんて、王様、すごいや」
- 主人公のひとり。まだあどけない年頃の少年です。
- 夢で見たワンシーンのスケッチ。
- (2007年)
- 茶色丸
- 茶色丸も呼応して、わん、と吠えてから食べはじめた。一番行儀よく膳の開始を待っていたのは、じつは茶色丸だったかも知れない。
- 徳水少年の頼もしいお供。
- 名前がどストレートすぎます。
- (2007年)
- 守護鬼
- 「おいらはさっきの門番とは違うが、兄弟の見たものは、おいらの見たもの、おまえさまのことならよーく存じておりますよ」
- 鳳癸王と契約している守護鬼のひとり。見かけは怖いけどいいヤツで、子供が大好き。徳水少年に会ってはしゃいでいます。
- (2007年)
- 七緒
- 「妾ぬきで夕餉の膳につこうとは、人間の分際で不遜が過ぎるのではないかえ、人の王よ?」
- 夕日色の妖狐。ヒマなのか、ことあるごとに鳳癸王にちょっかいかけてくるけど、いざというときは頼れるおば……お姐さんです。
- (2007年)
- 山ノ院の坊主
- 鳳癸王「今度、山ノ院にいる法術僧を紹介しよう。王族以外で唯一、法術が使える男だ。変わり者だが、彼の家も十二環家の生き残りだから、君とは存外気が合うかもな」
- 鳳癸王の年若い友人で、不良坊主で、頼れる法術師。名前未定。
- (2007年)
- 帯刀姉ちゃん
- 「久しぶり。元気にしてた? ちょっとは鬼に強くなった?」
- 女性の帯刀が忌まれている文化でも平気で帯刀しちゃう、しかも母親おぶっちゃう、そんな豪儀な姉ちゃんの図。
- 太腿と胸にムダな力を入れすぎました……。
- (2007年)
- ハート型茶色丸
- 茶色丸がじつは山狗だった……という設定はないものの、そうだったらいいな、的な希望で描きました。
- (2007年)