葬神記シリーズ:『月光と月と三日月の剣』のイラスト
天月翔子の同人小説『月光と月と三日月の剣』に関連したイラストの置き場です。
設定ラフ画でひどい気分に陥ったあとに、いただきもので目の保養をしていってください。
イラストにマウスを乗せると原寸表示します。
シーンイラスト
すべて小説前に描いたイメージイラストなので、主人公とヒロインの剣の形など、小説とは異なる部分が多々あります。小説には存在しないシーンもあります。
- 三日月の剣
- その剣の名は〈クレセンティウス〉
- 15歳ぐらいの主人公。珍しくゴキゲン顔。
- 最初は手袋をはめている予定だったので、手がでかいです……。
- (2007年)
- 赤い男
- その男の名は……
- 『三日月の剣』の下書き。色を塗ったらだいぶ変わりました。
- 珍しく上機嫌、と思ったらこれは人を馬鹿にしているときの顔ですね。
- ……というか描くたびに顔が変わっていますがそこは気にしちゃダメです。
- (2007年)
- わきおこる歓声
- (あいつらぶった斬りてぇ)
- 闘技場にて。主人公10歳ぐらい。〈クレセンティウス〉は重くてまだ持てません。
- 彼にも幼少期があったんだとわかる(個人的に)貴重な一枚です。
- (2010年ぐらい)
- 精神の座
- To Be Free...
- 服装の方向性もまだ決まっていないころになんとなく描いたもの。たぶん、わき毛を描きたかったんだと思います。
- キャラを絵にするとき、この人はどのくらい体毛が濃いんだろう、とかそんなことを考えてしまうことがあります。
- (2006年)
- 間奏曲
- その音が呼び寄せるのは、戦いの予感
- 旅の途中の主人公と愛馬。ペルーで買ったオカリナをモデルに。夕暮れどきにオカリナを吹いてわざわざ野盗を呼び寄せて金品を強奪しようと企んでいるところです。汚いさすが主人公きたない。どっちが野盗だ。
- 色を塗る予定で放置されたままの不憫な絵です。なるほど当時はこんな剣にしようと考えていたのか……長すぎやしないか。
- (2008年)
- 一人旅
- 孤独な月と、孤独な少女
- 一人旅をしているときのヒロイン。
15歳にしては胸がでかすぎました。治名塙さん(※『月光~』のイラスト担当。胸に力がこもりがち)のことをとやかく言えません。 - (2006年)
- 月光一閃
- 刃を弾かれた野盗は、驚きに目を瞠った。子供と思えぬ膂力も 意外だったが、それよりも――
- 剣を振るうヒロイン(15)。しかしどう見ても15歳の身体つきじゃないですね。たぶんきっと28歳ぐらいのヒロインですよ、そうに違いない。
- (2006年)
- 目覚め
- ラスクが目覚めたとき、太陽の位置は真昼に近かった。
- 寝ていたヒロインが目を覚ましたシーン。それだけのはずなのに、まるでなにかが覚醒したヤンデレのように見えます。
- (2010年ぐらい)
- 警戒心
- 「星影相手と俺相手じゃ、声の調子がぜんぜん違うな、あんた」
- 昔展示していたヒロインの落書きをちょっと描き直して、元絵と合成しました。せっかくなので、主人公の愛馬・星影も『間奏曲』から引っ張ってきました。背景が真っ白なのでなにがなんだかわからないと思いますが、主人公のアレスが水浴びから帰ってきたシーンです。昔の絵なので、無表情のはずのヒロインが思いっきりアレスを警戒していたり、アレスがぱんつ一丁じゃなかったり、いろいろ小説と違っています。
- マッチョな腕を描きたかったんだと思いますが、間違ってるうえに18歳でこの肉はないですね。そうだね、プロテインだね。
- (2006年)
- 悪夢
- 一瞬、なにが起きたかわからずに、視界が赤く染まって揺れた。
- 寝込みをヒロインに襲われた主人公……ではなくて悪夢から起こされた主人公。
- この主人公は顔芸が得意そう。ヒロインは手が大きすぎです。
- (2007年)
- 傷の痛み
- その若々しい肌のいたるところに、引き攣れたような傷痕が何本も走っていた。
- 脱いだらスゴイんです的な主人公(傷痕が)。小説では消滅したワンシーン。傷の位置はテキトーです。
- ……18歳の筋肉ってこれぐらい、ですよね? ちょっと顔がデカかったな。
- 体は傷だらけでも顔に傷がないこの人に、ナルシスト疑惑がむくむくと湧いてきました。顔は死守しているに違いない
- (2010年ぐらい)
設定ラフ画
イラストレーターさんに渡したキャララフ画です。いろいろとひどいです。レーターさんは偉大です。
- 主人公設定ラフ
- 字の汚さがバレバレです。読めるものなら読んでみろ!
- (2012年)
- ヒロイン設定ラフ
- 描いた時期がスランプで、かつてなく難産な絵だった記憶があります。ヒロインの服がまったく決まってなかったので、その場でやっつけで描いたり。人形のように……と意識していたら目が大きくなりすぎて何度も何度も描き直して紙がダメになったり……。
- それにしても、いろいろと未定すぎますね。このラフと本文の情報だけでなんとかするイラストレーターさんは偉大ですね。
- (2012年)
- おまけ:
みんなだいすきオーリンさま設定ラフ - \ こ れ は ひ ど い /
- これを渡された治名さんはさぞや困ったことでしょう。なんなのこの格好。服おまかせってアンタ。しかもリアルにチラシの裏とか。
- 上巻の直後にいただいた感想では、ヒロインをさしおいて一番話題にのぼったキャラでした。常識人が多い(はずの)『月光~』では、こういう人は目立つようです。私としても書くのが楽しい人でした。ネタ要員となりつつありますが。
- (2012年)
いただきもの
募集中!
- シャーペンラスクちゃん
- 龍之進さまより
- Twitterのタグ企画でいただいたイラストです。
- 素敵でクールなラスクちゃんをありがとうございます! こんないい顔をしておいて、きっとなにも考えてないに違いない……!
- (2022年)
- フレアとフォール
- 治名塙さまより
- ブックケースの裏面に使用しているイラストです。
- 物語中でたいへんじれったいことをやっている、脇役のお二人。主人公組と同様、やっぱり背中合わせです。果たして彼らが同じ方向を見る日は来るのでしょうか……。
- (2014年)
- 改訂版下巻表紙
- 治名塙さまより
- 下巻の表紙絵のもとになったイラストです。
- 躍動感あふれるヒロインとやわらかな色合いがお気に入りです。そしてこのヒロインと言えば包帯。主人公の対になるように巻いてくれました!
- (2014年)
- 改訂版上巻表紙
- 治名塙さまより
- 上巻の表紙絵のもとになったイラストです。
- 影の中に佇む主人公がかっこいいです。物語の内容に合わせ、主人公を雁字搦めに縛る鎖を付け足してくれました!
- (2014年)
- アレス
- 緑さまより
- ディオーノは息を呑んだ。
かつて人の目に見たことがあっただろうか、こんなに迷いのない瞳を。 - 死に相対する旅立ちの前か、あるいは最後の戦いの前か。瞳の奥に決意を秘めた主人公です。キリリとした眼差しがかっこいい! この雰囲気のまま、風塵吹きすさぶ決戦の地でラスボスと剣を交えてほしいです。
- (2013年)
- 盛装のラスク
- 緑さまより
- アレスは危うく荷物を取り落とすところだった。
- ヒロインが服屋で飾り付けられたときのシーンをイメージして描いてくださいました(枠の加工は天月)。こんな素敵なイメージを描いていただいて、作者冥利に尽きます! まさにこの視線! まさにこの出で立ち! ほのかに色気が匂い立つような、しっとりとした雰囲気がたまりません。
- (2013年)
- アレスと星影
- 治名塙さまより
- 祖父が野生馬だったという星影は気が荒く、ヴァイスが送って寄越した調教師の言うことはあまり聞かなかったが、アレスとは相性がよかったのか、よく懐いてくれた。いまでも、人間よりは星影のほうがはるかに付き合いやすいと感じている。
- 治名さんがノベルティ用に素敵なイラストを描いてくださいました! どや!
- 彼だってたまにはこんな表情をするのです、愛馬と二人(?)きりのとき限定で。気の荒い星影も主人と一緒なら落ち着いています。個人的にとてもお気に入りのコンビです。人馬一体で活躍していただきたい。
- (2013年)
- 上巻表紙
- 治名塙さまより
- 上巻の表紙イラストです。
- 主人公はかっこよくてヒロインは可愛くて、私が想像していたものをはるかに上回る素敵な表紙になりました。イベントでは表紙に引かれてスペースに立ち寄られるかたも!
- (2012年)
- 下巻表紙
- 治名塙さまより
- 下巻の表紙イラストです。ヒロインの上目遣いがたまりません。
- ペンタブが壊れた治名さんから絵を引き継ぎ、私が若干手を加えました。といっても左上の植物とかホワイトぐらいですが。〆切前日にようやくこの形に仕上がった遠い記憶が蘇ります……。
- 主人公の帯剣が左右反対なのは、いただいた元絵を左右反転したためです。元絵のままだとうまく表紙に収まらなかったので、やむをえず。しかし反転してもまったく崩れないところが、治名さんのすごさです。
- (2012年)
- 天河の舟
- 治名塙さまより
- 昔、『天河の舟』というテーマのリクエストで書いた短編に、治名さんが素敵なイラストをつけてくださいました。『月光~』に登場する眼鏡の従師補佐官・フォール氏と、噂話にちょいちょい出てくるシェラルド殿下です。いい信頼関係のある二人です。微笑ましいシーンに思わずニヤニヤしてしまいます。彼らのお話は、オマケストーリーとして再版本に収載しています。
- (2007年)