稔夜。の小説
砂の城シリーズ [すなのしろしりーず]
砂の城(Ⅰ)~(Ⅳ)
あらすじ
砂の城(Ⅰ) …全67p
「リオット。もうすぐパピットに着くぞ」
ジープのハンドルを握る青年の言葉に、「キッキキー」と白猿が嬉しそうに応えた。
「ハハ。お前も早くウィリアスに会いたいんだな」
青年の言葉とともに、ジープが砂を蹴立てて速度を上げる……。
見渡す限りに砂漠が広がる砂の世界で、盗賊のフィートとその相棒ウィリアスが繰り広げる、絆と青春の物語です。
砂の城(Ⅱ) …全64p
商売の国・マーケティア。世界中の商人が集まるこの国で、ある一人の若い商人が噂になっていた。
その噂を聞いたフィートは、ウィリアスと共にマーケティアへ向かう。追い求めているものの手掛かりがその先にあると信じて……。
砂の城(Ⅲ) …全72p
マーケティアで“噂の商人”が滞在する宿を経営するトーラ。その宿に偶然泊まったのは、“噂の商人”を捜すフィートたち。トーラは手配書で“盗賊フィート”のことを知り、彼を公安に通報しようとする、そのとき、“噂の商人”コーダが公安に捕まったとの連絡が入り……。
砂の城(Ⅳ) …全66p
コーダのことを心配するあまり、フィートのところへ向かうウィリアスに付いてきてしまったトーラ。コーダの無事を確認したらすぐに帰れると思っていたが、それは無理だと聞かされて……。
試し読み
『砂の城(Ⅰ)』冒頭(p1~p10)を公開中。
概要
- 書いた人
- 文・表紙絵:稔夜
- ジャンル
- 盗賊青春ファンタジー
- 本の形態
- 文庫 / コピー / 64p~72p
- 価 格
- 各300円
- 新刊予定
- 2014年5月5日 『砂の城(Ⅴ)』